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VALLEY SEWING JAMで最も身近な習い事を!

更新日:2021年1月7日

皆様初めまして、

私はヴァレイソーイングジャムを運営する合同会社ヴァレイの代表、谷と申します。

このヴァレイソーイングジャムは弊社が運営する縫製工場が掲げる「日本の縫製業を次世代につなぐ」というビジョンに基づき3年前より本部工場で子どもたちにミシンを教え始めたことがきっかけでスタートしました。


当初は子どもたちにミシンを教えることでその子供達の中から将来ファッション業界に進む人が生まれてくれたら嬉しいな。という考えでした。

しかし3年間をかけて数百名の子供達に接しているうちに"作る"を教えることにはまだ見ぬ多くの魅力が詰まっていると考えました。


1.”作る"は最も身近な習い事である

2.文字を立体にする思考力を育む

3.SDGs教育として優れている


1."作る"は最も身近な習い事である

私は仕事を通じて何千人の人々とお会いし、いろんなお話を聞いてきました。

その中で感じたのは世の中の全ての人は"何かを作る人"であるということです、例えば普段食べるご飯は誰かによって育てられているのはもちろんです、しかし警察官は"安全"を作っていますし、プログラマーは世の中の"便利"を作っています。


私たちは誰かが作った何かを消費しながら生きています、そして今私たちもその将来世代の人たちも必ず何かを作る人になるのです。

その世界の循環は最も身近であるにも関わらずその教育は家庭に委ねられています。

「しっかりいただきますと言おう」「ものを大事にしよう」そう教えるものの子供達の多くは「言わなきゃいけないから言う」「怒られるから大事にする」そう考えて親の言うことを聞きます。

しかし本来教えたいことはそうではなく「自分が何かを作る側になる」ということであり、誰かが自分たちのために作ってくれたものを大切にすると気付くことが必要なのです。


そのためには自分で"作る"を学ぶことはとても有効です。

私たちが作っているこのカリキュラムでは必ず使えるものを作ります。

作って、つかうという循環を通してものを大切にする心や、ものに感謝する心を育むことになります、そしてその思考こそがSDGsを始め世界で今必要とされている思考なのです。


2.文字を立体にする思考力を育む

私たちの教材は小学3年生でも読んで理解できる日本語で構成されています。




この教材の他に生地、型紙などが入っており基本的には作り方の説明書を見ながら自分たちで形にしていきます。

基本的なミシンの使い方や困った時などは先生が教えていきますが、文字を理解し想像し立体として完成させることはとても重要な脳の訓練です。

2017年に行われた25000人の中高生を対象とした調査では中学生の48%、高校生でも28%の子供達が「正しく日本語を理解できていない」という実態が浮き彫りになりました。

この試験では

「幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた」の一文と、「1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた」の一文とが、同じ意味かどうかを尋ねるというものでしたが中学生の48%が「同じ」と回答しているのです。


ヴァレイソーイングジャムでは小学生から日本語を理解しそれを形にすると言う基本的な動作の繰り返しを行うことで正確に日本語を読み解く力を育てていきます。


3.SDGs教育として優れている

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。そもそもどう発音するかというと、SDGs(エス・ディー・ジーズ)です。時々エス・ディー・ジー・エスと読まれる方がいらっしゃるのですが、最後はGoals(ゴールズ)の略です。

SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。



先進国やその国の企業、行政などはこの定められた目標に向かって思考し、ゴールを設定し行動します。

しかし一見難しく感じるSDGsですが本質的な部分は1番で書かせていただいた通り「他者を思う気持ち」です。

例えば12番の"つくる責任、つかう責任"とありますが大量生産で売れる見込みもない量のものを作り大量に廃棄する問題が世界中で起きています。

この根本的な解決法は「誰かが作っている」と知り大切につかう。それしかないのです。

仕組みや行政の力で問題は解決するように見えますが実は問題を解決させるのは最後は「人の思考」です。

ヴァレイソーイングジャムでは"作る"を通じて他者を思う気持ちを育んでいきたいと思っております。



教室をはじめてこんなたくさんの魅力を学びました。

そして私たちはこの魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思っております。

現在本部教室のみの運営ですが3月より大阪難波、滋賀大津と自宅教室を広げていきます。


私たちと一緒にミシンを通じてたくさん学びたい子達、そして教えたいミシン大好きさんたち、ぜひ一緒に素敵な"作る"を広げていきましょう。



合同会社ヴァレイ

代表 谷 英希


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